こんちゃ!ゆる活ナースayakaです!
「看護師向いてないわ〜」って、思っているそこのあなた!わたしもずっとそうでした。
私はおっちょこちょいなので、ま〜失敗をしまくり怒られまくりの毎日。1年目は毎日泣いてましたね〜www
もう本当に自信がなくて、大失敗して患者を殺してしまう前に自分が辞めてしまいたい…とずっと思ってました。
ですが、そんなわたしも、
看護師5年目を迎えました(拍手!!
実は、わたしが辞めたい気持ちを乗り越えたのは「1つの出来事」がキッカケだったんです。今日はその出来事について話したいと思います!
- わたしの看護師人生を変えた1つの出来事
- まとめ
- p.s
わたしの看護師人生を変えた1つの出来事
わたしが看護師になるまで
わたしが看護師を目指した本当の理由
まず、わたしが看護師を目指した理由は人の役に立ちたかったからです。
というタテマエは抜きにして本音で話すと「自立したかったから」です。 お金をしっかり稼げるようになりたくて、選んだのが看護師で、人のため…とかそんな理由は微塵もありません←
真面目なあなたは患者さんのために…と毎日頑張っていると思います。わたしもずっとそう思い込んで残業や勉強会への参加など頑張っていました。
本音を言えば、そろそろ患者さんよりも「自分」を大事にしたいですよね。でもなんとなくそう言いづらい…というのが看護師という仕事のつらいところです!
わたしも昔は「看護師はこんなこと考えてたらいけない…」と思っていて、
聖人になろう!!!!←
と頑張っていましたが、ムリでしたwww
わたしは患者さんより自分の方が大切。色々な経験を通して、わたしは今それをここで言えるくらいになったし、それを悪いことだとは思わなくなりました。
そんな私だから力になれることもあるのではないか…そう思っています。
専門学生時代から、わたしはおちこぼれだった
看護の専門学校に入り、すでに「私は看護師になれるのか…」と不安な毎日でした。
わたしはもともとおっちょこちょいでしっかり者ではなかったし、頭も良くはなかったので、看護師を選んだはいいものをプレッシャーにやられていましたww
学生時代から、学年で下から10人だけ選ばれる精鋭に選ばれ、特別課題をいただくようなちんちくりんで、先生にも心配されるくらい。
毎日の実習では、記録が書けなすぎて打ちひしがれました。先生には「あんたの関連図は関連してない」だの「あんた頭は悪いけど手先は器用だね」などdisられまくり…
ですが、そんなわたしでもなんとか看護師免許を取得できまして、晴れて看護師になりました!
新人看護師として勤めた「重症心身障害児病棟」
(↑ 唯一仲良しだった後輩2人との写メ。
新人のわたしが勤めたのは「重症心身障害児の病棟」でした。
重心の実習のときに関わった患者さんがとても無邪気で可愛くて、こんな患者さんたちが少しでも楽しく生きる手伝いができたら…と選んだ科だったんだけど…
実際に病棟で勤務し始めて、患者さんは可愛くてすごくよかったです!
けど、やっぱりいきなり応用編?みたいな、結構特殊な病棟だったし、環境がきつかったんですよね。
病棟に同期がいなくてつらかった
まず、特殊な病棟だからか、看護師も新人があまり入らないみたいで、配属で呼ばれた名前はわたし1人www
なんと、同期がいませんでしたw
そして1番歳が近いのが「31歳の副師長さん」で、病棟の平均年齢40越え。休憩室に入って聞こえるのは「閉経」の話。
ベテラン勢の集まりで、ちんちくりんは私だけ…毎日迷惑かけている感が半端なくてツラかったですね…
人間関係がよくなかった
職員が愚痴を言いまくりな病棟で、年齢も高いから「おつぼね」さんもいて、裏での悪口もありまくり…
わたし激務に耐え切れず、体調崩して入院したことがあったんですけど、
見舞いにきた師長さんが最初にかけてきた言葉が「有給と年休どっちにする?」
いやいや、第一声それwwまず最初に「大丈夫?」くらい言えwwwわし40度熱出とるんやぞwww
見舞いに来た職員も「いないおかげで仕事大変なんだけど」「早く復帰するんだよ」
わし「うひいいいいい吐血
もう、なんかつらすぎて…1人の人間としてみられてないと感じました←
看護技術ができなくて不安だった
毎日の業務は日常生活の介助だから介護寄り…ずっと同じ患者さんが入院してるから入院受けすらやったことがない。
重心の患者さんはみんな血圧80とかが普通だったりして、通常の血圧ではないことが当たり前なので、
血圧測定が月に1回www(え
毎日計るのは体温のみ…
採血や点滴の患者はほとんどいないし、たまに発熱でやることになっても血管が細すぎてベテランでも難しいレベル…
奇形がある子も多く、EDチューブや留置カテーテルの挿入・導尿もやったことありませんでした。背中側に胃があったり、膀胱の位置が違ったり…そんな患者さんもいるため、ほとんど医師が行ってました。
患者さんは異食という行為もあり、近くにあるものを食べてしまいます。ナースコールなども食べてしまう子がいるため、ナースコール対応もほとんどしたことがありません。
多分、普通の病棟だったら経験できるようなことを、かなりすっ飛ばした病棟に入職したため、
2年間働いたけど基本技術はほとんど経験できていなかったですwww
技術として出来ることは吸引とオムツと経管栄養と…そのくらいですかね。違う病棟の同期や他の病棟の友達が様々な技術を習得しているのを見て本当に不安だったし、看護師としての自信がなかったです。
もちろん仕事内容も身体がつらかった
3交代勤務もつらかったし、全介助の患者さんばかりで、身体がつらかったのも大変だったところ。
奇形がある患者さんは、普通に車椅子に乗せるとハマらないので、患者さんを持ち上げて、その患者のオーダーメイドリクライニング車椅子に重力とともにハメなければなりません←
ある日患者さんを持ち上げたときに、腕の中で暴れられて、わたしの腰が「ギクッ」と。
そう、ギックリ腰。わたしが寝たきりになりましたw
新卒で2年間勤めた病院を辞める決意をする
わたしが新卒で入った病院を2年で辞めることにした決定打は、体調不良による入院でした。
原因不明の40℃の熱発…受診してもインフルじゃない…解熱剤飲んでも悪寒がとまらず苦しみ続け、何も食べれず3日目にぐったりで車椅子で運ばれて自分の病院に入院しました。
検査の時に造影剤を入れた瞬間、一瞬息ができなくなり嘔吐!!!
死ぬかと思って、くっそ怖かった
造影剤は心停止した人もいると聞いていたから、もう恐怖でガクブルでしたよ!!
検査結果は感染性胃腸炎、腎盂腎炎?なぜか肝臓にも炎症がおきている?とのこと。激務と不規則な生活により、わたしの免疫力は皆無だったみたいです…
自分が病気で辛くて死にかけて、しかも入院費12万もかかって、一生懸命働いた結果入院して健康もお金もなくなって意味ある?と思いましたねwww
そして親にもすごく心配かけちゃったし、患者さんより自分を大事にしないと…と思いました。
よく「とりあえず3年」と言うし、こんなになにも出来ない2年目をとってくれる病院ないかもな…とは思ったけど、身体をこれでもかというほど壊したので、
死ぬよりは仕事辞めよう…と勇気出して辞めました。
仕事を辞めて、4ヶ月間ニート生活を送る
(↑スーパーニート中のゆる活ナース参考図。
死にたくないから仕事辞めたけど…
もう看護師したくない!!(泣
って気持ちでいっぱいだった私は、どうしよう…と悩んだ末にしばらく働かずに「ニート」をしていました。ニート生活も最初は楽しかったんですが、
1ヶ月目のわたし:ニート最高!
↓↓
2ヶ月目のわたし:最高!けどお金きついwww
↓↓
3ヶ月目のわたし:飽きてきた← そして無力感…
↓↓
4ヶ月目のわたし:そろそろ社会の役に立ちたい←
って、気持ちが変化していったんですよね(笑)
あとは、3ヶ月目からは派遣の仕事やアルバイトしたりしてみたんですよね。色々迷走していて、1日だけガールズバーやってみたこともありますwww
そして、違う職場で違う仕事をしみて、それで気づいたことがあったんですよ。
違う職場・違う仕事をしてみて気づいたのは、「わたしって患者さんに癒されていたのかも」「可愛いおばあちゃんおじいちゃん患者さんと過ごすのは好きだったんだ」ということ。
環境に殺されていただけで、可愛い患者さんと過ごすことは嫌いじゃなかった自分に気付けて、看護師の仕事自体は嫌いではないかも?と思えたのです。
そう、4ヶ月たってみてミラクル!逆にまた看護師として働いてみたくなってきたのです(笑)
そして、実際に転職してみた結果・・・
不安だったけど、転職サイトのTさんにすごくサポートしてもらって、なんとか転職!ほぼ技術未経験だけど給料もあげたくて…というワガママなわたしをサポートしてくれて…本当に有り難かったです。
転職先の病院はこんなところだった!
職場の人間関係がよかった
なんにもわかんなかったけど、聞きやすい環境だったから不安が少なかったし、無駄に緊張しないから丁寧にゆっくり学ぶことができた…
平均年齢も低めでプライベートでも遊んだり、仲良くしてもらってて楽しいです!
技術も経験できて少し自信がついた
血圧管理、入院受け、採血、点滴・バルんカテーテル挿入、EDチューブ挿入、インスリン、検査、CV…そんなに回数は多くないけど少しづつ技術を経験できて、少し自信がつきました!
転職で得たものは、それだけではなかった
なんとかなる、と思えた
技術もなんにもできないちんちくりんな状態でも転職できたことで、どこへでもいけるという自信になりました!
そして、看護師は資格があるから、転職するのが難しくないとこが魅力!活かさないともったいないです。
前の病院でも学べていたことがあったと気づけた
・前の病院では奇形のある子の着替えやオムツ交換をしていたから、オムツ交換や着替えは、まあ出来た。
・暴れる患者さんの対応は得意。噛もうとする患者さんの歯磨きが綺麗に出来ます…←
・全員全介助だったので、大人数の介助を確実に早くやるのが得意、こうすると薬の配薬が早く終わる…とかがわかる。
どんなところでもどんな経験でも役立つことはある、と思えるようになりました!
転職した結果、向いていないという気持ちが薄れた
看護師なんて…とずっと思っていたけど、環境を変えてみた今は「看護師向いてない」と思うことは減りました。
時折失敗もしたりで「辞めたい病」になるときはあるけどwww
看護師としてはもう5年目で辞めずに過ごせているし、今わたしは転職したことにすごく満足してます!
まとめ
わたしと同じ気持ちで悩むあなたに伝えたいこと…
・職場によってはすごく働きやすくなって、辞めたい気持ちが薄れることもある
・辞めてみて、初めてわかることがある
・どんな経験も活かせるし、わかりづらくても少しは成長している
・実際辞めても、技術も知識も自信もなくても転職はできる!(資格最強)
わたしは今でも、看護師としては技術も知識も経験も足りないし、自信なんて全くないし、失敗するたびに看護師無理やん…と思ってます(笑)
でも生きるためになにかしら仕事は必要だったりするからやらなきゃいけないこともあるわけです。
ここには、こんなわたしでも看護師として4年間も乗り越えていて、笑顔で看護師を続けているという事実がある。これは、わたしがいい意味で「ちょっと不真面目」で「ちょっと勇気を出すキッカケがあった」ただそれだけの話だと思うんだな。
こんなちんちくりんでも出来たんだから、大丈夫!ってのをあなたに伝えたかったのです。
p.s
毎日「行きたくない〜」と思いながら、どんよりした顏で仕事に行っていませんか?あなたが活き活きと過ごせる場所ってどこでしょう。
もしたった1回…勇気を出して環境を変えるだけで、毎日の悩みが軽くなって、人生が楽しくなってくる。
そんなことが出来たら、あなたはまず何をしたいですか?
【紹介】わたしのお世話になったサイトさま↓
↓看護師のライフスタイルを本気で考えよう!
↓ 日常生活を覗きたい・ゆるく絡みたい人はこちら
ayaka@ゆる活ナース (@hapinsayaka) | Twitter
ほんじゃ、ばいちゃ〜〜!
ゆる活ナースayaka