こんちゃ!ゆる活ナースayakaです!
いきなりですが、あなたは自分の「働き方」を考えたことはありますか?
まったく考えたこともない…わたしはそんな人がこのブログを読んで、少しでも自分の「働き方」を考えるキッカケにして欲しいと思い運営しています。
病棟で働くだけが看護師ではないし、わたしたちには、病棟看護師じゃない働き方という選択肢が、実はたくさんあるんですよね〜!
ということで、今回は看護師として「病棟勤務以外での働き方」をしているしらいしゆみかさんに、実際の経験を書いてもらいました!
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みなさん、はじめまして!
看護師兼ライターの「しらいしゆみか」です!
今回はゆる活ナースayakaさんからブログに寄稿してほしいと有り難いオファーをもらい…
しらいし「え!?ブログに寄稿ってなに!?え!?私が記事書いていいの!?え!?」←軽くパニック(笑)
ayaka「ぜひぜひ~!私に書けない看護記事を書いてもらいたいのです~!」
しらいし「や、やります……やらせていただきます!!!!」
↑ザックリとこんな感じの流れで承諾。
そして、図々しくもayakaさんのブログにお邪魔することになりました!パチパチ
こいつ誰だ?と思った方も多いでしょうが、初回なのでお手柔らかにお願いします(笑)
さて、まずは自己紹介がてら、今どんな風に働いているかをちょっと紹介していこうと思います。
タイトルにもあるように、同じように腰痛や看護師としての働き方で悩んでいる人に、何かきっかけになってもらえれば嬉しいです……!
- 現在の働き方、看護師兼ライターに至るまで
- 看護師を続けられないと悩んだ時期
- 看護師に拘らず、今の自分にできることを探そうと思った時期
- 看護師として活躍できる仕事の幅広さ
- 腰痛の原因は実は心因性だったかもしれない?
- 最後に
現在の働き方、看護師兼ライターに至るまで
誰もが通る過酷な下積み時代
冒頭でも少し書きましたが、現在の私は看護師として単発の仕事をしながらライターをしています。
元々は小児科や整形外科など総合病院で勤務。
出身がバリバリ体育会系な専門学校・病院だったので、まるで部活のような感じで日々奮闘しておりました!
新人はワークシートの印刷を朝一で準備したり、ナースコールは3年目までの若手が取るなどのローカルルールがあったり、先輩の言うことは絶対服従な病棟下積み時代!←今時はこんなところ少ないかもしれません(笑)
そして、視野を広げるためにそれなりに転職をしたり、結婚などの一大イベントもあったり……(いろいろゴタゴタがあったので省略)で、病院勤務を辞めたのは看護師9年目の頃でした。
(現在は看護師10年目の大台に…!)
病院のしがらみとおさらば!
病院勤務を辞めてからは複数の派遣会社に登録し、単発のお仕事(クリニックや健診、ツアーナース、老人施設など)をしながら、空いた時間に在宅でできることはないかという気持ちで始めたのがライターの仕事!
現在はようやく看護師業もライター業も軌道に乗り、
これからが私のキャリア第二章……!
といった感じです。(ドヤ顔)
簡単に自己紹介をしましたが、「ある程度病院での経験もあり、今はただ自由に働いている看護師!」みたいな説明になってしまいました…。
別にキラキラ系、ゆるふわ系看護師でもなんでもありません!
ふっっっっつーの看護師!(笑)
しかし、順調そうな経歴でも、実は看護師を続けられないかもと悩んだ時期があったのです。
看護師を続けられないと悩んだ時期
28歳で腰痛になるということ…
看護師7年目の頃。
あるときから、ナースステーションで立っているだけでも冷や汗をかくくらい、腰痛に悩まされるようになってしまいました…。
看護師のみなさんなら大きく頷く人も多いのではないですか?
「コルセット巻いて仕事しています!」
「整体行っています!」
「手術しました!」
という話は周りでもよく聞きます。
まさしく、私もその仲間入りしちゃったわけです。
原因として考えられることは…
小児科から整形外科などの病棟へ転職してから移動介助や入浴介助の担当が増え、毎週のように身体を酷使していたのです。
しゃがんだり立ち上がったりするときに腰に痛みが走ることが多くあり、さすがにヤバイ!と思ったときには時すでに遅しでした。
病院に行くと腰椎ヘルニア発覚。
手術するレベルではないと言われましたが、当時はずっと同じ姿勢でいることも安静にしていてもつらいほどでした。
28歳で腰椎ヘルニア、腰痛持ち……
「若いのに恥ずかしい」
「自己管理不足」
といった気持ちで自分を責めてしまい、人にはなかなか相談できず。
だって、私以外の腰痛持ちの看護師でもバリバリに働いていましたから。
それから鎮痛剤を飲みながらコルセットをつけ、リーダー業務などの比較的腰に負担をかけない仕事をメインにしていたのですが、その分また若い子へ負担が増えてしまうわけです。
それが自分のせいだと思ってしまったり、メンバーとして患者さんを受け持ったりすることができないことでモチベーションも下がってしまいました。
最終的には退職することに。
看護師として縛られていた自分
このとき、もう看護師としては病院で働けない。
いや、立ち仕事がダメならクリニックや施設などもダメじゃないか…と思い込んでいました。
看護師でできる仕事はないかもしれないと…途方に暮れる日々。
すると、見るに見かねた旦那から「無理して看護師にこだわらなくてもいいんじゃない?今はゆっくり休んで、気が向いたら少し働くくらいで」
と言われました。
なんだか他人事みたいでイラッとしたのですが、同時に
「看護師として働かなくてはいけない」
「こうあるべき自分」
という考えに縛られていたのかもしれないことに気づきました。
……っていうか、無理して働かなくてもいいよって言ってくれた旦那に、まず感謝です(笑)
そして、
「そうか……看護師で働くという考えは一旦置いておこう。今の状況をきちんと整理して、今の自分にできることを探してみよう!」
と気持ちを新たにすことができました。
看護師に拘らず、今の自分にできることを探そうと思った時期
ライターの魅力に目覚める!
立ち仕事や動き回る仕事はつらいかもしれないと、いろいろ調べているうちに在宅でもできるライターの仕事に興味を持ちました。
元々、SNSに日記を書くのが好きだったし、学生のときのレポートもわかりやすいと褒められた経験があったので、ちょっと調子に乗っていた部分も(笑)
単純に在宅でできる仕事を一つ持っておけば、たとえ腰痛が悪化しても続けられる……!
今後、妊娠して出産してもギリギリまで仕事ができるというメリットが私にはありました。
じゃあ、ライターとして何が書けるか…
まず思い浮かんだのは、好きな漫画やアニメなどなら自信を持って書ける!ということ。
クラウドソーシングサイトを利用してコツコツやり始めます。
完全にストレス発散、趣味のような感覚です。
だって、好きな漫画について熱く語れるんですよ!?
最高じゃないですか(笑)
でも、少し慣れてくると単価が安いことが難点に。
頑張って3000文字ほど書いても手取り1000円以下ってところも多く、ちょっと割に合わないな~なんて思っていました。
看護師の経験や資格を生かした仕事
そこで、他のライター募集を探していたところ発見したのが医療系、看護系のライター。
今までの経験を生かして小児科や整形外科に関連するものや、子育てやリハビリ関連の記事を担当、看護師サイトで転職やさまざまな派遣先の働き方に関して書くようになりました。
最初は誤字脱字はもちろん、文章構成もぐちゃぐちゃで独学で勉強しながらスキルを身につけ、土台作りをします。
看護師なのに、専業の人と混じってライターセミナーに参加したこともありました!
私何やってるんだろう……と、ふと思うことも(笑)
大手会社の記事によっては実名で記事を書いているので、自分の記事を読んで参考にしたり、看護師のお仕事や転職に生かす人もいます。
そのような人たちにまず正しい情報を正確に伝えなくてはならない。
看護師の気持ちを代弁したものでも、個人的な偏見や感情に左右されないものを作らなくてはという責任ある立場。
大変ななかでもやりがいを感じ、コツコツと活動中です。
ライターの端くれながらも、日々勉強であることを痛感させられます。
看護師として活躍できる仕事の幅広さ
派遣として自分のペースで再スタート!
面白いことに看護系ライターを始めると、やっぱり看護師の仕事がしたい!と思うように。
ちょうど腰の状態も落ち着いてきたので、以前転職の合間にやっていた単発派遣で何かしてみようと考え、すぐ行動!
看護師の仕事も少しずつ再開しました!
やったのはクリニックや健診、ツアーナース、老人施設、デイサービス、学校保健室、看護実習の教員バイト、イベントナース、訪問診療などなど…
看護師の仕事だけでこれだけあるってすごくないですか?
まだ、訪問看護や訪問入浴、保健所、治験業務などやったことない仕事もいくつかあります。
フリーランスの仕事にハマる!
とりあえず、今できそうな看護師の仕事をとことんやってみよう!と手あたり次第やってみたら、この一つのところに属さない働き方(いわゆるフリーランス)が妙に居心地良くなってしまったのです!
さまざまな職場のいいところ、悪いところが比べられるし、自分のスキルを確かめられるし、経験の幅も広がる…
最高ー!!!
たまに嫌な看護師やスタッフと当たることもありますが、単発なので一回きりにしてしまえば問題ありません。
逆にここは良い職場だな~と思うところには何度か入ったりして、今ではある程度固定して働いています!
こうして腰の調子も良くなりつつ、週2~3日は看護師として、他の空いている時間はライターとしての作業というスケジュールで両立できるようになりました。
意外とマルチで働くのが好きなのかも!と看護師10年目にして気づいたのです……遅い?(笑)
腰痛の原因は実は心因性だったかもしれない?
思い返すとストレスと腰痛は比例していた
少し話が逸れますが、たまたま教えてもらった腰痛に関する記事で、腰痛の原因は心因性によるものも多いということを知りました。
現代人に増えている慢性腰痛 ストレスが大きな原因だった|HEALTH UP THE SEASON
私の場合、若手の頃に身体を酷使しすぎたことや姿勢が悪いせいだとばかり思いこんでいたので、目から鱗状態でした!
今振り返ると、ちょうど腰痛ピークのときはストレスMAXだったかもしれないと思うことがいくつかあり…。
腰痛で悩む看護師は多いと思いますが、もしかしたら私と同じようにストレスからくるものかもしれません。
頑張って整体に行く、鎮痛薬やコルセットでの対症療法も必要ですが、今一度原因をしっかりと考えてみてほしいと思います。
場合によっては職場を変えたり、休息が必要だったりな場合もあるでしょう……!
病院で働くだけが看護師ではない
また、腰痛に限らず体調を壊して休職する、看護師は続けられない、辞めたいと看護師をいったん離れる人もいると思います。
しかし、何も病院で働くだけが看護師ではないこと!
正職員でなくとも働き方はたくさんあること!
を、ここで一番伝えたいと思います。
結局の問題は金銭的な部分…ということも重々承知ですが、仕事の選択肢がたくさんあったことで救われたと私は思っているので、自分を縛り付けないでほしいです。
最後に
腰痛に限らず、無理して病院で働き続けなくても、看護師として働く道はたくさんあります。
「病院で働けないから看護師を辞める」という単純な考えは、今一度考え直してほしいと思っています。
看護師の仕事にこだわらず、今の自分にできることを探してほしいからです。
「看護師だからって病院で働かなくてもいいじゃん」
と、そう思えるだけで少し気が楽になりませんか?
仕事柄なのか考えに縛られている、常に気を張ってしまっている人が多い看護師。
一旦肩の重荷を下ろして自分自身のこと、看護師として働く道をよく考えてみてほしいと考えています。
今回は腰痛などで仕事が続けられなくなっても、看護師としての働き方はたくさんある!ことについて、自分自身の話も含めて書きました。
また、次回は「転職して良かったこと」の話をしたいと思います!
それでは~!
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